氣光整体 東陽 の日記
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ガン病棟からの生還(14)転倒防止、腰痛
2018.05.26
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23日、学生時代サッカーをやっていたという男性が、ギックリ腰で来院した折 〇ロックスを履いてきたので・・入院中のことを思い出しました。 福井県立病院では、入院患者に、“踵のない”スリッパなどは禁止していました。 病院では、患者の転倒を防止するために、かなり気を配っていたように思います。 ですから“踵固定できない”履物を禁止しているのは、適切な指導です。 私はスニーカーを履き、『靴ベラ』持参で入院しました。 ≪なぜ、「踵固定」できないとダメなのか?≫ 履き比べてみればハッキリしますが・・ 踵固定がないと、無意識に“ツッカケ”てしまいます。 ≪なぜ、ツッカケるとダメなのか?≫ 足指をシッカリ使えなくなるため・・ (足指は親指から小指にかけて斜め後ろに並んでいる為) 足裏の重心が、後ろ寄り重心~外寄り重心になり バランスをとる必要性から・・膝、腰、背中、首に負担がかかります。 また、足指を使えないと、全身の筋肉の筋力を発揮できなくなるからです。 (比較実験すると歴然とします) ≪また、ツッカケ癖をつけてしまうとなぜいけないのか?≫ 足指の付け根部に負荷がかかり⇒横中足骨靭帯に負担がかかり=横アーチが消失し 外反母趾の原因、変形性膝関節痛の原因、股関節痛の原因、腰痛の原因、 背中痛・肩痛・首痛・頭痛の原因となります。 ******* ******* この『転倒』については、 弟(医師)が真っ先に、私に警告していました。 筋力が低下して、なおさら「転倒」しやすくなっていますから “転倒したらオシマイ!”と。 要するに、転倒し、骨折などしたら、寝たきりになってしまう・・ ということだったと思います。 その医師である弟が、入院前に遠路足を運んで、私の膝周囲、ふくらはぎ周囲などを 測定し彼が考案した『計算式』に入れて計算し、 「これなら大丈夫や!しかし、何も運動していないのに??」と不思議そうでした。 私はこれといった運動は何もしていませんが ●『足指スクワット(足指を使っての踵上げ運動)』や、 ≪どうしたら意識しなくても足指を使うようにならないか?≫と、追求して考案した ●『(不思議靴下)ヤギ足くん』のお蔭だと思っています。(写真参照) ******* ******* ところで、胃の3分の2摘出手術を受けた後 腰椎部の生理的湾曲が消失して、腰痛が出やすくなっています。 手術後、お腹側が“短縮”して引っ張られていますから・・ お腹側と、腰~背中側のバランスが崩れて、腰椎部に負荷がかかるためでしょう。 それに、“内臓反射的”に脹脛(ふくらはぎ)が緊張状態になり・・ 前屈時腰痛が出やすくなっています。(自己治療や、脹脛のストレッチが欠かせません) もちろん、お腹側にメスが入っていますから・・背屈時腰痛もありますが 背屈時腰痛は、割と解消しやすいです。 当分、繰り返し・・ (お腹に余裕が出てくるまでは)自己調整が必要のようです。 ******* ******* ******* 『転ばぬ先の杖』で、外出時には杖を持って出かけています。 『言霊波動療法』:氣光整体・東陽 http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka/index.html