氣光整体 東陽 | 日記 | 追突事故後遺症の女性と、『腱・靭帯理論』の誕生!

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氣光整体 東陽 の日記

追突事故後遺症の女性と、『腱・靭帯理論』の誕生!

2018.11.20

  今回は、現代解剖学の範疇にて・・・   腱・靭帯と・・自律神経(交感神経)と・・骨格筋の緊張との関係 ⇒私の仮説『腱・靭帯理論』についてです。   これも、もう20年も前の話になります。月日だけはシッカリ覚えています。 当時は、エネルギー療法を導入する前の・・『Y式筋二点療法』を主体とする・・ 筋肉の緊張を解消するような施術法でした。   当時40歳の主婦の方で・・ハンドルを握って停車中に・・後ろから追突されて 整形外科では「異常なし!」と、言われたが・・ 左肩の疼き・痛みで夜も眠れないとのことでの来院でした。(20年ほど前の11月17日)   最初は、全身的に(骨格筋の)緊張があって施術を進めました。 余程、辛かったのでしょう・・翌日も、次の日も・・とにかく、毎日来院されたのです。 3日もすると・・ほとんど異常(筋肉の緊張)は無くなり、 5日もすると・・施術後は、何事もなかったかのようにして帰られるのですが・・ 一晩で戻ってしまいます。   11月は日曜日も関係なく来院され、施術を繰り返しますが・・一晩で戻るのです。 12月に入っても、一日置きの来院が続きます。 ≪施術すると楽になるのに?なぜ?≫と、私には原因がつかめず・・ 「一度、精密検査を受けてきてもらいますか?」と、私の方から頼みました。   しかし、整形外科では、再び「異常なし」の診断で・・ ご主人には理解されず、加害者には冷たくされて、来院されるたびに泣かれました。   ≪(最初は気が付かなかったが・・!?)憑依・靈障的な問題があるのか?≫ と、やってみましたが関係ありません。   兎に角、12月30日まで、一日おきの来院は続き、その間、私は時間がある限り ≪なぜだろう?何が原因だろう?≫と、解剖図との“にらめっこ”が続きました。   12月30日の朝の事です。 彼女が来院する前、『人体解剖骨格図』と“にらめっこ”している時、 自覚症状部と反対側の右前腕骨間に白く描かれている前腕骨間膜(靭帯)が・・ 目の中に“飛び込んで”きました。   そして、瞬間的に≪靭帯か!これだ!≫と。 その時、古来日本人が実行していた・・ハチマキ・手甲・脚絆・褌(腰巻)の意味も ≪そうだったのか!≫と、理解でき、また、“こむら返り”の原因も一瞬にして理解できたのです。   *******     即ち、ハンドルを握っていた時・・真後ろから追突され(日本車の場合、右手より、距離的に短い) 左側の掌に衝撃を受け、前腕骨間が開いて、前腕骨間膜(靭帯)が緩み、その骨間を治そうとして 骨格筋が緊張状態になる・・しかし、掌や前腕骨間には、横に絞めるべく筋肉がないために・・ 筋緊張が拡大・上行して・・肩の弱いところが引っ張られて・疼き・痛みが発生している・・と。   30日朝、彼女の来院を待って・・早速、ベッドに座ってもらい・・ 前腕骨間の靭帯を補強するように、彼女の前腕を軽く握るだけで・・ 再発していた疼き・痛みはストップでした。『靭帯理論』の誕生の瞬間でした。   そこで、私が理解できたことを彼女に解説し・・両手前腕の開きを止めておくように 彼女の足裏には大きなタコが出来ていましたから・・ ついでに下腿骨間も『晒(さらし)包帯』で、24時間、昼も夜も止めておくようにアドバイスして 軽く、全身調整するだけで終わりました。   *******   正月が明けると・・それまで一日おきに来院していた彼女はピッタリと来なくなりました。 しかし、1月20日再び「また診て欲しい」との電話でした。 私のアドバイスを2週間続けて、楽になったので中止したら・・1週間後に戻ったようです。   その時、私は、歩けないような捻挫の場合、(昔の整形外科では、炎症していない下腿骨間も含めて(*)) 膝下から、約1か月半ギブス固定する話をして・・「あなたの場合、2カ月続けて・・」と。   念のために彼女は22日にも来院されましたが・・ 異常は戻っていませんでした。その時も「とにかく2カ月続けて」と。(それが最後でした)   2月の来院は無く、3月1日に来院されましたが、肩ではなく「腰が少し痛いので・・」と。 その後、4月も音沙汰なしでしたが、5月に顔を見せられた時は 「完全に治りました。今日は、保険の請求のため領収証が欲しい」と。   ********   その後、エネルギー療法を取り入れて『言靈波動確認法』で確認できるようになり、 前腕骨間が開いて、前腕骨間膜(靭帯)が緩むと・・腕神経叢(交感神経)が緊張して 骨格筋を緊張させることが判明しました。即ち、前腕骨間だけの話ではなく、 靭帯が緩むと関連交感神経叢・節が緊張し、関連骨間筋が緊張状態になることが判明したのです。 (前仙腸靭帯×大腰筋・腸骨筋、外側側副靭帯×外側広筋・腸脛靭帯・・・などなど)   (*)歩けないほどの捻挫の場合、昔の整形外科では、炎症していない下腿骨間も含めて 膝下から約1か月半『ギブス固定』をしていたのを覚えています。 最初にギブス固定した医師は、下腿骨間(靭帯)との関係も理解されていたと思いますが 現在の整形外科では足首・甲の“炎症部位”だけのようですね・・   数年前、医大の整形外科の女医さんが「整形外科では肩こりが治らない」と、 お母さんの紹介で来院されたことがありました。 靭帯と、交感神経と、骨格筋の関係を全く知らなかったですね・・ 彼女自身の身体を使いながら説明したら・・女医さんビックリされていましたっけ!   *******   *******   *******   『言靈(ことだま)波動療法』:氣光整体・東陽 http://www7a.biglobe.ne.jp/~to-taka/index.html  

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